タイに進出を考えているなら特徴を掴むことから始めよう

タイへ進出する
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タイも毎年多くの日本人が観光やビジネスで訪れていますし、タイの方もたくさん日本へ訪れています。

タイとは半世紀にわたる日系企業の歴史があり、ASEANで最も産業集積が進む、代表的な製造輸出拠点として位置付けられており、すでに高中所得国段階に到達し、中間層の消費市場を狙った進出もあり、日系企業の投資は堅調に増加しています。 

経済成長率は鈍化の傾向にあり、タイ政府は付加価値産業を戦略的に育成する動きを強めています。 

輸出を梃子とする持続的な経済成長 

  • 輸出振興と工業化を図るため、1960年代より一貫して外資製造 業を積極的に誘致し着実に高度成長を維持してきた。  経済規模はインドネシアに次ぎASEAN第2位 。
  • 自動車、電機・電子、食品など多岐にわたり産業が集積。 現地調達が容易なうえ、電力や工業団地など基本インフラも充 実し、ASEANの中で製造事業環境が最も整っている投資対象国。
  • 製造業を中心にタイ向け投資の4割を占める日系企業のプレゼ ンスが高い。  また日本からの国別直接投資残高もASEAN首位(35%)。
  • 製品輸出に加えASEAN域内向け部品輸出が伸びており、域内 サプライチェーンの中核を担っている。 

拡大する消費市場 

  • 2011年に高中所得国(注)入り。国民1人当たりGDPはシンガ ポール、ブルネイ、マレーシアに次ぐASEAN第4位。
  • 厚みを増す中間所得層の購買力をねらい、消費市場への参入 を目指す進出が2010年代より顕著に増加。

Thailand 4.0 

  • 概ね年5%水準以上の経済成長をこれまで維持してきたが2014 年以降、3%前後に停滞 。
  • 急速に高齢化が進み、成長の担い手である生産人口は減少に 転じつつあり、従来の労働投入型の成長戦略からの転換を迫 られている。
  • こうした、いわゆる「中所得国のわな」から抜け出すべく、2015 年、付加価値の高い戦略分野を育成するための20ヵ年国家戦 略「Thailand 4.0」が発表された。
  • またその主要施策として東部 経済回廊の開発戦略があわせて打ち出されている。 

タイプラスワン 

  • 「タイプラスワン」とは、タイに製造拠点を構える企業が、豊富で 安価な労働力を有するカンボジア、ラオス、ミャンマーなど周辺国に労働集約的工程を移管し、メコン圏一体でサプライチェー ンを形成する動きをいう。
  • 周辺国が著しく成長する中、道路インフラや国境経済特区 (SEZ)の整備を背景に2010年頃より徐々に具体化してきている。 労働供給が慢性的にひっ迫した状況に瀕する在タイ製造業の 活路として注目される。